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日本の養鶏について
Made in Japan
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基本的な養鶏の知識
国産とは 日本国内で育種改良された種鶏・原種鶏から生産された鶏肉・卵
種鶏(しゅけい) 卵を産む鶏やお肉になる鶏の親鶏のことを
原種鶏 種鶏の親になる鶏で、家畜として様々に改良された大切な親鶏
国産率は 飼育羽数の3%~4%
地鶏とは 在来種純系によるもの、または在来種を素びなの生産の両親か片方の親に使ったもので、在来種由来の血液百分率が50%以上のもの。
三大地鶏 名古屋コーチン(雄雌名古屋コーチンの純粋血統)
薩摩地鶏(雄:薩摩鶏 雌:ロードアイランドレット 血液百分率50%)
比内地鶏(雄:比内鶏 雌:ロードアイランドレット 血液百分率50%)
雑種 肉用鶏は、名古屋コーチン以外の種はすべて別の種との雑種によって生産されています。それは、生物学的な雑種強勢を利用し親鶏よりも優れた能力を発揮いたします。 
ブロイラー 最もたくさん飼育されている肉用鶏で、親鶏は白色コーニッシュ(雄)と白色プリマスロック(雌)の雑種で飼育日数は50日程度で食肉として出荷されます。
名古屋コーチン(肉) 肉専用系統の種鶏により120日の飼育日数を経て高級食肉として出荷されます。
名古屋コーチン(卵) 卵専用系統の種鶏により180日の飼育日数後の卵が、市場に流通します。

スーパーの鶏肉や卵は日本産?
上の基礎知識のように、種鶏という親鶏を輸入に頼っているのが日本の現状です。
卵用鶏では、卵をよく産み飼育しやすく病気に強い特性が求められます。
肉用鶏では、早く育ち飼料効率が良い物が求められます。
これらの、経済的能力に勝る能力を国産で作り出すことは現在の所難しいと言えますが、農林水産省の独立行政法人家畜改良センターにて、国産の取り組みが行われています。
私も、名古屋コーチンの事を知る上で知ることの出来た様々な事実を公開し食の安心安全とはを追求して参りたいと考えています。

鶏のまめ知識
経済寿命 卵用鶏は、孵化後180日頃の卵から市場に流通します。それから1年卵を産み続けます。おおよそ550日経過すると、次世代と交代いたし廃鶏として処分されます。
1羽の産卵個数/年 白色レグホン:約300個 名古屋コーチン:200個(改良型は230個)
1羽の経済算出額 白色レグホン:約300個×20円=6000円(1パック10個入り200円として)
名古屋コーチン:200個×50円=10000円(1パック6個入り300円として)
市販価格からの算出なので、農家の取り分はさらに少ない金額となります。
飼料代 調べて見ましたが、明確にはわかりませんでした。しかし、550日餌を食べるとすると1日2円で1100円の餌代になります。
卵の農家出荷額をもし餌代が超えることになれば、養鶏が破綻します。
卵、少し安すぎると思いませんか。
ゲージ飼い 採卵鶏は、ほとんどがゲージ飼いです。
平飼いが良い卵で、ゲージ飼いは普通の卵のイメージありませんか。
平飼いの理由は運動する事です。それによって卵の質が向上するという明確な記述は発見出来ませんでした。むしろ、自由に飼料以外の物を食べることによる病気リスクが上がります。衛生管理面で有利なゲージ飼いが安全面で勝っていると思います。
黄味の色 黄味の色が濃いほど高級に思いますが、果たして本当か。
黄味の真実は、餌にあります。餌によって変わるともいえます。
卵の、味風味に黄味の色は関係ありません。
(ただし、視覚的に濃いと美味しく感じるのも事実ですけど。)
白色レグフォンと名古屋コーチンどちらが濃いかの回答ですが、同じ条件で育成した場合名古屋コーチンの方が濃くなります。濃い理由は、年間産む卵の数が関係しており少ないから濃密になるためです。
鳥インフルエンザ 鳥インフルエンザによる卵への影響は確認されていませんので、万が一発生しても心配は無用です。人への感染の変異への予防的措置です。
鳥インフルエンザ対処 疑わしいグループはすべて殺処分となります。
卵用鶏は、遺伝子的にとても近い遺伝子ばかりの集合体となり飼育されています。
従って、1羽伝染することにより一気に広がります。
近年は、とても素早く行政や関連機関が対処するので大きく取り上げられ無くなりました。


Made in Japan
名古屋コーチンは、原種鶏の保存と種鶏の生産、そして実用鶏の生産まですべてが愛知県を中心に日本国内で行われています。
しかも、海部兄弟により作出され長きにわたり日本の食卓を飾った実績もあります。
お客様の質問で一番多いのが、何が違うのかです。
この質問に答えるのにいつも困っていました。間違いなく味が違うのですがその違いを言葉で表現することの難しさの壁に当たっていました。
しかし、最近感じることがあります。
それは、日本文化100年の味わいだと言うことを感じ始めました。
食べれば食べるほど、その深い味わいがしみてくる感じです。
Made in Japan それは、日本人のDNAにしみこんだ味の記憶だと最近は思います。


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